概要
通信システムチームでは海軍艦艇と海警警備艦艇に適用される統合通信体系を開発しています。
20年以上の長年の経験と持続的な研究、開発を通じ、自体技術の実現に成功した優秀な生存性を保有した独自開発した光通信ネットワーク技術を基盤に、有線通信のみならず無線通信を技術を多様に適用して、構築艦と輸送艦など多様な艦艇に有無線通信体系を提供しています。
このような経験と技術を基盤にして水上艦から水中艦まで、すべての艦艇により速くて信頼性の高い通信環境の提供を目標で持続的な開発に取り組んでいます。
- 艦内外統合通信体系 (ADICS-21)
- 艦内無線通信体系 (WIRAS-III)
- デジタル録音体系 (DVR)
- ネットワーク放送体系 (DEANS)
- 通信モデム (HDM-320)
- 艦艇統合情報システム (SDN-21)
艦内外統合通信体系
Communication Systems (ADICS-21)
艦内外統合通信体系であるADICS-21は、艦艇の作戦運用のための最適な通信環境を提供するために、音声通信だけではなく、デジタル専門、データリンク、衛星通信などデータ通信環境を提供する新概念のデジタル統合通信体系です。
製品特徴
- 155 Mbps 標準 STM-1 光通信技術適用
- Gigabit Ethernet 技術適用 (option)
- Non-Blocking Switching 技術適用
- 通信網自動復旧技術適用
- 自社固有の自動ネットワーク経路探索技術適用
- 高速データ処理技術適用
- 多様なインターフェースを通じる柔軟な連動性提供
- 力強い会議通話機能
- 選択的送受信指定通話機能
System Configuration
- 艦艇内通身体係
- 点対点通話機能
- 点対多通話機能
- 多重同時通話機能
- * 艦艇外通信体系
- HF/VHF/UHF 無線通信機連動機能
- 専門送受信体系連動機能
- 衛星通信連動機能
- * 放送体系
- 区域別グループ放送機能
- 全域放送
- 遠隔放送
- 警報発令機能
- 娯楽放送
- 非常放送
Additional Options
- 艦内無線通信体系
- 艦内電話体系
- 艦内CCTV体系
- 航海/気象情報展示体系
艦内無線通信体系
Digital Wireless Interior Communication System(WIRAS-III)
艦内無線通信体系であるWIRAS-IIIは、艦艇での災害及び補修統制はもちろん、艦艇係留、海上補給、ヘリコプター統制、機関区域運用、行政運用のために使われて、ICSの艦内通身体係及び電話体系と連動して、艦内どこでも通信が可能になるように艦艇内部に区域別に設置された漏洩銅軸ケーブルアンテナと艦艇外部に設置されたアンテナを通じ鑑定内部及び外部の全区域で移動端末や使用者端末、有線端末、指令台を通じ音声通信機能を提供して、移動端末間及び移動端末と指令台間にはメッセージ送受信も可能なデジタル TETRA方式の無線通信体系です。
製品特徴
- TDMA
- 全二重通信方式(Full Duplex)
- 半二重通信方式(Half Duplex)
- 多様な通話方式支援
- Point to Point Call
- Point to Multi Call
- Multi Simultaneous Call
- Conference Call
- Group Call
- Broadcasting Call
- 標準 SIP 支援を通じる柔軟な連動性
- 380~400 MHz 帯域送受信
- PABX 接続を通じる電話網連動
- 無停電システム適用
- ゲートウェイを通じる ICS 連動
- 漏洩銅軸ケーブルアンテナ適用
ネットワーク放送体系
Digital Entertainment Announcing Network System (DEANS)
ネットワーク放送体系は個人別エンターテイメント機能の含まれたネットワーク基盤のデジタル放送体系です。放送機能はもちろん、ビデオストリーミング、VOD及びAODのような個別的なエンターテイメントサービスを各休憩室及び個人寝室別で設置されている個人型メディア端末を通じ提供するように設計されました。艦艇の場合、艦長室、士官室、休憩室、食堂及び個人寝床ごとに設置されて、長期間の海上生活に適応するようにする娯楽放送体系です。
製品特徴
- 衛星テレビ、ラジオのような多様な映像、音声の放送型ストリーミングサービス
- DVD及びCDで構成されたコンテンツの注文型サービス
- 個人別カスタマイズサービス
デジタル録音体系
Digital Voice/Audio Recorder (DVR-08A, DVR-08B)
デジタル録音体系は海軍艦艇に運営される艦内外統合通信体系での通話内容あるいは直接接続された通信機器の音声通話を録音して、録音された音声通話内容を再生できる機器です。
製品特徴
- 4.8", 7" TFT LCD タッチスクリーン
- 録音チャンネル : 7 or 8チャンネル
- 再生チャンネル : 1 チャンネル
- 19" ラック設置型
- 録音チャンネル別160時間以上連続録音
- 録音ファイル暗号化/復号化
- ユーザーアカウント及びシステムログ管理機能
- リモートコントロールを通じる録音機能
- サンプリング周波数変更機能
通信モデム
通信モデム（HDM-320）の機能およびシステム構成図
通信モデム（HDM-320）は、マイクロプロセッサベースの軍用信号変換装置で、19"ヨーロッパ標準ラックにスライダレールと一緒に取り付けることができます。
HDM-320は、送信時の変調および受信時の復調機能を独立して行うことができ、ユニファイドコミュニケーションシステム（ICS）と連動して運用することができます。電源は110〜220VACおよび24VDCを使用することができ、フロントのキーパッド、ディスプレイおよびスピーカーなどにより運用と送受信の状態をモニタリングすることができます。
- Support FSK, PSK and MIL-STD-188-110A, STANAG 4415/4429/4481/4539/5065/5066 : other waveforms are available on request
- Supports legacy interface (current loop communication)
- Various interfaces RS-232/422
- Built-in audio monitoring speaker
- Selectable monitoring audio line(Tx, Rx, combine Tx/Rx)
- Available automatic input power change(AC/DC)
- Adjustable gain of waveform(Tx and Rx)
- Various PTT interfaces(local automatic and manual, serial remote, by-pass)
- Dimension : 482.6 x 44 x 289 (WxHxDmm)
- Weight : App. 4.1 kg
- Meet military standards (MIL-STD-461F, MIL-STD-810G, MIL-S-901D and MIL-STD-167-1A with in 19’ inch rack)
艦艇統合情報システム
艦艇統合情報システム（SDN-21）の機能およびシステム構成図
艦艇統合情報システムは、艦艇で運用されているさまざまな種類のシステム間での円滑な情報交換と統合のために10Gb光バックボーンネットワークおよびシステムの二重化に基づいて構成された艦艇用統合ネットワークシステムです。
艦艇統合情報システムは、国防ネットワークをはじめ、インターネット、秘話ネットワーク、予備ネットワークで構成されており、物理的に完全に独立したネットワークで構成して保安性と接近性が同時に最大化できるように設計されています。
Providing network integration with
- VoIP telephone system
- CCTV system
- Integrated engine control system
- Voyage information distribution system
- Video conference system
- Others systems using Ethernet access
- RFID identification and access control